シナモンの精油

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(Holistic Mom’s Aroma Lifeより)

アロマ界ではシナモンの精油は香が良いだけでなく、薬効も非常に高いことで知られています。日本ではシナモンは”ニッキ”という名前で有名ですね。温かく、スイートでスパイシーな香りはクリスマスシーズンの代表的な香です。精油は刺激性がとても強いので、塗布使用にはあまり適さず、ディフューズ、もしくはごく少量で飲用が良いでしょう。シナモンの精油はシナモンの樹皮から抽出します。

シナモンは強い抗菌作用、抗カビ作用、抗感染作用などがあります。主に呼吸器、腸、口内、泌尿器に対する菌に非常に効果的で、バクテリアによる呼吸器系の不調にディフューズしたり、キッチンやダイニングテーブルの殺菌に数滴垂らして拭き掃除したり、歯磨き粉に入れて虫歯予防も良いアイディアです。バスルームや水周りのカビ予防にも◎。ゴキブリも嫌いな香なので一石二鳥ですね。

また、膀胱炎のときに飲用する使い方も良いでしょう。シナモンは免役強化オイルとしても知られています。風邪やインフルエンザが流行るこの時期にディフューズするのも効果的。そのときに冬のホリデーシーズンに良いアロマも一緒にブレンドすると、香を楽しみながら、病気予防ができますね。シナモンは柑橘系やスパイス系とよく合います。クリスマスには、フランキンセンス、オレンジなどとブレンドしても良いですよ。意外にウィンターグリーンなんかとも合います^^ その他、シナモンは老化を防ぐ抗酸化作用や、糖尿病のケアに膵臓をサポートするなどの働きもあります。今日はその糖尿病とシナモンに関する記事をお話します。

ラットを使用した、シナモン精油と2型糖尿病の実験が行われました。シナモン精油の主な成分はシナムアルデヒド、その他19種類の成分がみられました。100 mg/kgのCOを35日間使用したラットに、明らかな血中グルコース濃度の低下が見られました。その他、Cペプチド、血清トリグリセリド、総コレステロール値と血中尿素窒素量が低下、反対に善玉コレステロール値が増加しました。また、耐糖能(グルコースの処理能力)が改善され、ランゲルハンス島のβ細胞の免役活性が促進されました。この実験により、シナモン精油が血糖値や脂質を調節したり、ランゲルハンス島の働きを促進することが発見され、2型糖尿病のケアに期待できることが分かりました。

ということです。Cペプチドはインスリンが合成される前の段階の物質である、プロインスリンが分解されるときに生じる物質で、肥満や肝不全、肝硬変の方はCペプチド量が多いと言われています。血清トリグリセリドは血清中のトリグリセリド(中性脂肪と言うことも)です。カロリーを多く摂取するとこの値が高くなり、動脈硬化や膵臓炎、脂肪肝などの病気にも繋がります。血中尿素窒素は通常尿で排出される物質ですが、腎臓機能に障害がある場合、排出されず血中に残るためこの値が高くなります。糖尿病の方もこの値が高くなるそうです。善玉コレステロールは、動脈硬化の原因となる、血管に付いた古いコレステロールを取り、肝臓に送る働きなどがあります。ランゲルハンス島β細胞はインスリンを分泌する働きがあります。肥満や糖尿病に心当たりのある方、ホリデーシーズンの冬のアロマとしても良いですので、ぜひシナモンの精油も試してみてください♪

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