ラベンダーはもはや民間療法ではない!?

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先日、Facebookでシェアされていたニューヨークタイムズの記事に、ラベンダーについて取り上げられておりましたので、今日はそれをご紹介します。噂の記事はこちら。

~ラベンダーの癒しの香はもはや民間療法以上なのか~ by ジョアナ・クレイン

という何ともアロマ界の私たちには心をくすぐるタイトルです。近年アロマセラピーや精油が人気になり、大手メディアでも多々取り上げられるようになっていますね。必ずしもポジティブな情報ばかりではありませんが、今回の記事は、これから代替医療として更に活躍が期待される”精油”に対する大きな貢献になるものでしたので、アロマ界ではちょっとした話題になっています。今回の記事には要約するとこのようなことが書かれています。

●ラベンダーのリナロールとアルコール類の芳香成分を吸い込むことは、バリウムを服用するのと同じ作用がある。
●同じ脳の部位に働きかけるが、バリウムに見られるめまいなどの副作用はラベンダーには見られない。
●働くメカニズムも、薬は血中に乗り直接働きかけるが、精油は違う。
●鹿児島大学の柏谷教授らはリナロールの抗不安作用について研究したところ、リナロールがネズミを落ち着かせていることが明らかになった。
●リナロールを吸い込むことで抗不安作用がもたらされ、抗不安剤であるベンゾジアゼピンの服用や、リナロール注射に見られる酔っぱらうような副作用は、リナロール吸入には見られない。
●しかし、嗅覚を妨げ、薬により芳香成分の受容体をブロックすると、リナロール吸入による鎮静作用は見られなかった。
●つまり、リナロールの抗不安作用は嗅覚を利用した作用であることが明らかになった。
●リナロールはあくまでラベンダーの一成分であり、完全にバリウムと置き換えられるわけではないし、今回はネズミによる実験であるが、人間にも同じ作用が出ることが期待できる可能性も十分にある。

とのことです。やはり、精油がお薬と完全に同等の良い効果をもたらし、全く副作用のないものとは言い難いですが、精油の効果が徐々に世間に知られ始めている、ということが何より嬉しいですよね。記事で取り上げられていた研究は、日本の鹿児島大学の柏谷教授の実験のようです。リナロールが痛みを和らげる、という研究と同時に、リナロールの抗不安作用の実験も行った、というものでした。

関係ない話ですが、このような精油を使った実験では、日本人の大学教授や研究家の方のお名前が多く見られます。以前、認知症と精油の研究がテレビで取り上げられていましたが、日本では世界でも最も多く精油の研究をなされているのでは?と思ってしまいます。今後もどんなクリニカルトライアルが出るのか楽しみですね。

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